電験3種の合格率と難易度
*2015年10月24日更新版。
電験3種(第三種電気主任技術者)の過去5年間の試験結果は、次のようになっています。
〇 2015(平成27)年度
・受験者数 45,311人
・合格者数 3,502人
・合格率 7.7%
〇 2014(平成26)年度
・受験者数 48,681人
・合格者数 4,102人
・合格率 8.4%
〇 2013(平成25)年度
・受験者数 49,575人
・合格者数 4,311人
・合格率 8.7%
〇 2012(平成24)年度
・受験者数 49,452人
・合格者数 2,895人
・合格率 5.9%
〇 2011(平成23)年度
・受験者数 48,864人
・合格者数 2,674人
・合格率 5.5%
(参考)
・電気技術者試験センター:第三種 電気主任者技術者
このデータからすると、合格率は1割を切っており、難易度は高めと言えそうです。
合格基準点は?
翔泳社アカデミーのサイトによれば、2014年度の合格基準は以下のとおりです。
〇 理論
・基準点 54.38
・合格点 55
〇 電力
・基準点 58.00
・合格点 60
〇 機械
・基準点 54.39
・合格点 55
〇 法規
・基準点 58.00
・合格点 58
(参考)
・翔泳社アカデミー:電験3種の合格基準点
必要勉強時間は1000時間?
Yahoo!知恵袋の口コミですと、「1000時間勉強すれば誰でも合格できる」という書き込みが見受けられます。
(参考)
・Yahoo!知恵袋:電験3種ってやっぱ難しいですか?
口コミ・評判
電験3種の難易度についての口コミを調べたり、ちょっとした疑問を解消するには、Yahoo!知恵袋が役に立ちます。
(Yahoo!知恵袋)
・「電験3種 難易度」の検索結果
電験3種とは
電験3種は、「第三種電気主任技術者」の別称。電気設備を設けている事業主は、工事・保守や運用などの保安の監督者として、電気主任技術者を選任しなければならないことが法令で義務づけられています。
電気主任技術者の資格は、取り扱うことができる電圧によって、第一種から第三種までの3種類あります。
・第一種 すべての事業用電気工作物
・第二種 電圧が17万ボルト未満の事業用電気工作物
・第三種 電圧が5万ボルト未満の事業用電気工作物
(出力5千キロワット以上の発電所を除く)
(参考)
・一般財団法人 電気技術者試験センター
wikiによれば、受験概要は次のとおり。
〇 受験資格
学歴・年齢・性別・国籍などの制限はありません。
〇 試験科目と出題範囲
・一次試験:4科目(理論、電力、機械、法規)
・出題範囲
理論:電気理論、電子理論、電気計測及び電子計測
電力:発電所及び変電所の設計及び運転、送電線路及び配電線路(屋内配線を含む。)の設計及び運用並びに電気材料
機械:電気機器、パワーエレクトロニクス、電動機応用、照明、電熱、電気化学、電気加工、自動制御、メカトロニクス並びに電力システムに関する情報伝送及び処理
法規:電気法規(保安に関するものに限る。)及び電気施設管理
〇 試験日程
一次試験: 9月上旬頃
(参考)
・ウィキペディア:電気主任技術者
なお、資格試験の公式ページは以下になります。
(公式ページ)
・一般財団法人 電気技術者試験センター
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