【シャープ、最後の切り札「IGZO」(イグゾー)】
シャープの液晶の切り札と言われる「IGZO」(イグゾー)。
いったいどんな液晶なのでしょうか。
ITmediaによれば、IGZOは「In(インジウム)」「Ga(ガリウム)」「Zn(亜鉛)」で構成される酸化物半導体。従来機よりも約2倍の高精細化が可能。また、より正確なタッチ操作が可能なのだとか。
(ソース)
・ITmedia:「IGZO」で巻き返すシャープ――「2012年度中にはシェアを挽回したい」
(2012年10月23日)
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1210/23/news130.html
過去の記事で触れましたが、IGZOは、消費電力が少ない液晶で、シャープが世界で唯一量産できる製品とされています。
・シャープが「IGZO」で復活か。今後の株価予想・見通しは?
ただ、いくらすばらしい製品といえども、工場が日本にある間は、円高の影響を受けざるをえません。やはり、大規模工場を国内につくってしまったことが、今後も、大きなハンディになるような気がします。