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2015年5月28日木曜日

【変更点】 保育士になるには (資格取得方法 2016年版)

2016年度以降 保育士になるには

2016年度(平成28年度)以降は保育士の資格取得方法が変わりそうです。今回の記事では、厚生労働省に電話で聞いた内容も踏まえて、変更点を中心にまとめました。


保育士試験が年2回に

人手不足が深刻化している保育士を確保するため、厚生労働省は、年に1回実施している保育士の資格試験を、2016年度からは年に2回実施できるように都道府県を支援することを決めました。

厚生労働省に電話で聞いたところでは、追加で増える試験は、「地域限定保育士」のイメージに近い印象でした。追加の試験を実施する都道府県と、実施しない都道府県が出てきそうです。

「地域限定保育士」の制度を導入するのは、大阪府、神奈川県、沖縄県、千葉県成田市、そして宮城県仙台市など。

「地域限定保育士」については、当ブログの次の記事でまとめています。

【最新まとめ】 地域限定保育士 資格情報


保育士になるには

保育士の資格をとるには、次の2つのいずれかのルートを選択します。

1、保育士養成課程のある専門学校・短大・大学を卒業する
    →卒業すれば保育士資格が取れる

2、保育士試験を受けて試験に合格する

今回の変更は、保育士試験についてのものになります。


厚労省が「保育士確保プラン」を策定

保育士不足が深刻となっていて、平成29年度末までに6万9000人の保育士が不足する見通し。

そのため、厚労省は「保育士確保プラン」を策定。現在、年に1回実施している保育士の資格試験について、2016年度から年に2回行えるよう都道府県に財政的な支援を行ったり、保育士を目指す人が塾などで講習を受けた場合には年間15万円を上限に費用を助成したりするようです。

(参考)
・NHKニュース:保育士不足で資格試験回数増など支援へ
  (2015年1月15日)


介護福祉士や社会福祉士は試験科目一部免除?

この他、介護福祉士社会福祉士の国家資格を持つ人には試験科目の一部免除を検討しているとのこと。

(参考)
・毎日新聞:保育士確保プラン発表 国家試験を2回に
  (2015年1月14日)


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