■ハローワークの職業訓練とは
*2015年10月22日更新版。
授業料無料の職業訓練「求職者支援訓練」で、医療通訳士 資格講座の受講生募集情報がありましたので、メモに残しておきたいと思います。(ただし、テキスト代等は自己負担です)
対象は、離職中の社会人で雇用保険に加入していない人。具体的には、主婦やフリーター、転職活動中の人など。窓口はハローワーク(職安)です。求職中の社会人がスムーズに次の仕事に就けるようにという趣旨で実施されています。
■職業訓練校の探し方
訓練校は、次のHPなどで調べます。求職者支援訓練の場合、ハローワーク経由で申し込みすれば、資格取得講座等を、授業料無料で受講できます(ただし、テキスト代などは費用がかかります)。
(求職者支援訓練 検索ページ)
・求職者支援制度・認定コース検索ページ
■求職者支援訓練の例
実際に調べてみますと、次のような医療通訳の学校が見受けられます。
〇東京都中央区の例
・想定する仕事
医療通訳士、医療コンシェルジュ
・訓練目標
医療通訳とメディカル・ツーリズムのサービスの知識・技能を習得し、医療通訳士としてのスキルを身につける。
・訓練内容
医療通訳士概論、医療知識 I~VII、医療ツアー基礎、患者と通訳士の基本対応演習、医療通訳演習 I~VII
・対象資格(任意受験)
医療通訳技能検定試験 一般社団法人日本医療通訳協会
・訓練期間及び訓練時間
平成27年12月10日~平成28年4月8日 (4か月)
9:00 ~ 14:30
・自己負担額
¥10,044
(交通費が別途発生する場合があります。)
・募集定員
20人
・募集期間
平成27年10月23日~平成27年11月9日
・選考日
平成27年11月24日
・選考結果通知日
平成27年11月27日
・訓練対象者の条件
英語・日本語の読み書きに支障ない(英語検定2級以上及び日本語検定試験合格者とおおむね同等)程度の語学力がある方
・訓練実施施設
国際医療通訳アカデミー
(株式会社UI)
・訓練実施施設の所在地
東京都中央区日本橋兜町
■医療通訳とは
医療通訳とは、公的サービス通訳の一種。医療関係者と患者及びその家族などの間でコミュニケーションをとる仕事です。コミュニケーションを行うため、医療に関連した場面で外国人との通訳を担当する専門家を医療通訳者、医療通訳士と呼びます。ただまだ社会的に十分な認知がされていないこともあって、職業として専門で行っている人は少ないとみられます。
(参考)
・wiki:医療通訳
なお、職業訓練の医療通訳の講座は数が少ないです。タイミングよく講習会があって、面接等に通れば受講できる感じです。ですので、有料の資格取得学校等も、一緒に比較検討することをお勧めします。
【関連記事】
・【最新】ハローワーク 職業訓練校の種類と講習会情報