トリマーとグルーマーの違い
結論からいうと、どちらも同じ意味で使われることが多いです。
ただ、資格の呼称としては、「トリマーは犬の資格」、「グルーマーは猫の資格」として使い分けているケースもあるようです。
もともとの語源は?
海外では、犬の手入れ全般のことを「グルーミング(grooming)」、グルーミングを行う人を「グルーマー(groomer)」と呼びます。そして、グルーミングの中の一分野が「トリミング(毛を刈り込んで整えること)」です。
ですが、日本では、毛、皮膚、爪、耳などの手入れをひっくりめて「トリマー」というコトバを使っています。
(参考)
・ジャパンケネルクラブ:トリマーとは
トリマーの仕事の流れは?
トリマーさんの仕事の内容と手順はおおむね次のとおりです。
ブラッシング
↓
シャンプー・リンス
↓
ドライヤー
↓
爪切り・耳掃除
↓
カッテング
「トリマー」は犬、「グルーマー」は猫の資格?
資格の世界では、「トリマーは犬の資格」「グルーマーは猫の資格」と使い分けているケースもあるようです。
確かにネコの資格で「I.C.C.グルーマーライセンス」というものがあり、「キャットグルーマー」という用語もよく使われています。
どんなトリマー資格があるの?
代表的なトリマー(グルーマー)の資格には、以下のようなものがあり、中でもジャパンケネルクラブ(JKC)の資格がよく知られています。
〇 一般社団法人 ジャパンケネルクラブ(JKC)
技術と経験のレベルによって、「C級」、「B級」、「A級」、「教士」、「師範」の5種類の公認トリマー資格を発行しています。
〇 青山ケンネルカレッジ(AKC)
青山ケンネルカレッジフリースクール認定資格には、「短期集中コース修了証」、「中級トリマー」、「上級トリマー」といったものがあります。
〇 I.C.C. インターナショナルキャットクラブ
こちらは猫専門の資格。呼称は「I.C.C. グルーマーライセンス」。「C級」「B級」「A級」「教士」の4つの種類があります。
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