【給付金制度のある職業訓練とは】
貝塚市に限らず、全国のハローワーク（職安）が窓口となり、職業訓練「求職者支援訓練」が行われています。「月収８万円以下」といった条件をクリアした場合には、月々１０万円の給付金をもらいながら訓練を受けることができます。求職者支援訓練は、離職中で、雇用保険に加入していない社会人向けの職業訓練です。
給付金「職業訓練受講給付金」をもらうための条件には、次のようなものがあります。
・本人収入が月８万円以下
・世帯全体の収入が月２５万円（年３００万円）以下
・世帯全体の金融資産が３００万円以下
職業訓練給付金について、詳しくは当ブログの次の記事をご覧ください。
・【月々１０万円】ハローワーク 職業訓練給付金の受給条件とは
【求職者支援制度の例】
この訓練は、ハローワークが直接行うのではなく、一般企業や資格取得スクールに委託して実施する形式がとられていることが多いです。
たとえば、貝塚の市内で次のような講習会が行われています。
■ビジネスパソコン講座
・訓練実施機関名 株式会社ウィル
・訓練科名 ビジネス・パソコン基礎科
・訓練期間月数 4ヶ月
・訓練期間 2013年7月16日 ～ 2013年11月14日
・訓練時間帯 9:20 ～ 16:00 ※主な訓練時間帯
・募集定員 30人
・対象資格（任意受験）
ＭＯＳ２０１０ワード一般・エクセル一般・パワーポイント
日商ＰＣ検定３級 文書作成・データ活用
・訓練内容 パソコンの操作、ワープロ・表計算・プレゼンテーションソフトの操作やビジネスマナー等就職する上で基本的なスキルに加え、ＨＴＭＬ・画像編集の知識を習得し、一人でＷｅｂページが構築できるスキルを身につける
・自己負担額 0円
・訓練実施施設名 ウィルパソコンスクール貝塚校
・実施施設所在地 大阪府貝塚市二色南町
訓練は、他の地域でも実施されています。
■大阪市の総務・経理事務講座
・訓練実施機関名 有限会社ケースメソッド
・訓練科名 総務・経理事務・会計ソフト演習科
・訓練期間月数 4ヶ月
・訓練期間 2013年7月16日 ～ 2013年11月14日
・訓練時間帯 9:30 ～ 16:30 ※主な訓練時間帯
・募集定員 30人
・対象資格（任意受験）
日商簿記２級
日商ＰＣ検定３級データ活用／文書作成
弥生検定・認定インストラクタ（会計・給与・販売）
・訓練内容 企業会計の概要、管理会計、税務会計、社会保険・労働法、安全衛生、パソコン会計・給与計算・営業実務、社会保険実務、決算申告実務、ＩＴ活用、論理的思考表現技術等
・自己負担額 10,000円
・訓練実施施設名 弥生カレッジＣＭＣ
・実施施設所在地 大阪府大阪市都島区片町
・想定する仕事 経理事務員、総務事務員
■大阪市のＡｎｄｒｏｉｄアプリ開発講座
・訓練実施機関名 株式会社アヴァンセ
・訓練科名 Ａｎｄｒｏｉｄアプリ（ＪＡＶＡ）開発科
・訓練期間月数 6ヶ月
・訓練期間 2013年7月16日 ～ 2014年1月15日
・訓練時間帯 9:30 ～ 16:10 ※主な訓練時間帯
・募集定員 30人
・対象資格（任意受験）
Ｏｒａｃｌｅ認定Ｊａｖａプログラマ（ＯＣＪ－Ｐ）
Ａｎｄｒｏｉｄ技術者認定試験ベーシック
・訓練内容 コンピュータ言語Ｊａｖａを基礎から学ぶ。プログラミング経験が全くなくてもＡｎｄｒｏｉｄアプリが自作できるよう指導
・自己負担額 8,629円
・訓練実施施設名 アヴァンセ梅田研修センター
・実施施設所在地 大阪府大阪市北区梅田
・想定する仕事 プログラマ－
資格取得講座の種類としては、介護職員初任者研修（旧 ホームヘルパー２級）、介護福祉士実務者研修（旧 介護職員基礎研修）、介護事務、医療事務講座、パソコン教室、簿記、ネイル・スクールなどがあります。
【募集情報の探し方】
次の公式ＨＰで、求職者支援訓練の講座を検索できます。
（検索ページ）
・求職者支援訓練認定コース情報検索システム
http://nintei.jeed.or.jp/kyushokushien/search/
【窓口など】
申し込みや問い合わせの窓口は、ハローワークになります。
求職者支援訓練以外にも、ハローワークを窓口にして、さまざまな格安の資格取得講座などが用意されています。大阪府の場合、職業訓練の総合情報は、厚生労働省大阪労働局のＨＰなどから探すことができます。
（総合情報）
・厚労省大阪労働局
http://osaka-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/hourei_seido_tetsuzuki/shokugyou_kunren/kikin_kunren.html
なお、職業訓練は、格安の費用ということで、競争倍率が高くなることがあります。面接などがあり、必ずしも希望者全員が受講できるとは限りません。
また、雑多な民間企業が資格取得講座を請け負っているため、中には中身の薄い授業をしているところもあります。ですので、内容の充実した有料の資格取得学校も選択肢に加えることをおすすめします。
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