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2013年7月26日金曜日

【ゼロからわかる】MOS 資格(マイクロソフト ワード,エクセル 検定)

■MOS 資格とは

MOSは、「Microsoft Office Specialist」(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)の略。ワードやエクセルについてのパソコン資格ですね。

今回の記事ではMOS資格の入門知識をまとめてみました。

MOSは、マイクロソフトが認定するマイクロソフト製のMicrosoft Officeに関する国際資格。日本では、オデッセイコミュニケーションズが運営・実施しています。かつてはMicrosoft Office User Specialist(略称MOUS)という名称でしたが、名称が長すぎるなどの理由で2003年11月に改名されました。

就職で履歴書に書く際の正式名称は、公式HPのタイトルを見る限りでは、「Microsoft Office Specialist」あるいは「マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)」あたりがよさそうです。


■資格の種類は?

MOSは、Microsoft Officeの基本操作ならびに応用的な操作を実践的に行う検定で、Officeの各バージョン・アプリケーションごとに試験科目が分かれています。

最低限必要な操作方法を出題するスペシャリストレベル(旧:一般コース)と、応用的な操作ができるかどうかを問うエキスパートレベル(旧:上級コース)の2段階に分かれています(ただし、Word・Excel以外はスペシャリストレベルのみ)。

たとえば、2010年版の場合ですと、次のような種類があります。

・Word 2010
・Word 2010 Expert
・Excel 2010
・Excel 2010 Expert
・PowerPoint 2010
・Outlook 2010
・Access 2010

(参考)
wiki:Microsoft Office Specialist

現時点での最新版は2010ですので、できれば2010を受けておくのがよいように思います。


■試験日程

全国一斉試験と随時試験とがあり、全国一斉試験の場合、たとえば2014年の申し込みや試験の日程は次のとおりです。

〇第194回

  ・申込期間:  2014年6月24(火)~2014年7月21日(月)
  ・試験日   :  2014年8月17日(日)

〇第195回

  ・申込期間:  2014年7月22日(火)~2014年8月25日(月)
  ・試験日   :  2014年9月21日(日)

〇第196回

  ・申込期間:  2014年8月26日(火)~2014年9月22日(月)
  ・試験日   :  2014年10月19日(日) 

この他、随時行われている試験もあります。詳しくは、公式HPをご覧ください。

(公式HP)
マイクロソフト オフィススペシャリスト(MOS)


■合格率と難易度

サイト「オールアバウト」に試験のデータが掲載されています。

〇スペシャリストレベル(5つのソフトの総計)

2005年 受験者数212,800、合格者数189,600
2004年 受験者数218,700、合格者数181,300
2003年 受験者数229,600、合格者数183,300

〇エキスパートレベル

2005年 受験者数53,100、合格者数46,700
2004年 受験者数61,000、合格者数49,000
2003年 受験者数71,600、合格者数57,300

(参考)
オールアバウト:ほんとに知ってる?定番資格【MOS編】

これを見る限りでは、検定の合格率は高く、やさしめのようです。

公式HPでは、出題レベルについて、次のように説明しています。

〇Word(文書作成ソフト)

・スペシャリスト(一般)レベル

文字サイズやフォントの変更、表の作成・編集、作成した文書の印刷など、Wordでの基本的な編集機能を理解している

・エキスパート(上級)レベル

スタイル機能や目次・索引作成などの長文機能、他のアプリケーションソフトからのデータ取り込みなど、Wordでの高度な機能を理解している

〇Excel(表計算ソフト)

・スペシャリスト(一般)レベル

数式や基本的な関数の作成、セルの書式設定、グラフ作成など、Excelでの基本的な操作を理解している

・エキスパート(上級)レベル

ピボットテーブルなどのデータ分析、条件付き書式や入力規則の設定、マクロの作成・編集など、Excelでの高度な機能を理解している


■試験ってどんな感じ?

試験形式としては、試験会場に用意されたWindowsのパソコンによる実技試験になります。出題数は約15~25問。試験時間は、Office XPのOutlookのみ45分。ほかはすべて50分。実施会場は、マイクロソフト オフィス スペシャリスト事務局が試験会場として認定した全国主要都市にあるパソコンスクールや専門学校などです。

受験料は次のとおり。

・スペシャリスト:10,290円(1科目)
・エキスパート:12,390円(1科目)

(参考)
オールアバウト:ほんとに知ってる?定番資格【MOS編】


■初心者はパソコン教室や通信講座がおすすめ

パソコンがちょっと苦手な方や、ワードやエクセルをあまり使ったことがない方は、パソコン教室や通信講座がおすすめです。よく知られているパソコンスクールとしては、通学講座ではアビバ、Winスクール、ナガセなど、通信講座ではユーキャン、音速パソコン教室などがあります。